‘日々のこと’ カテゴリーのアーカイブ

アナベル

2012 年 6 月 25 日

会津が梅雨入りして一週間が経ちました
私は梅雨時期、意外に好きです

長靴が履ける、お気に入りの傘とリュックでお出かけ
梅雨が終われば夏だー!とワクワクする
洗濯ものは乾かないけど、お肌が潤う
そして
大好きな花が咲く

「アナベル」

昨年、お店の庭に植えた アナベルが満開になりました!

純白の小さな花弁の集まった大きな花房が
もさっと大胆で綺麗な紫陽花

アナベルはドライフラワーにすると
色合い、枯れ具合がいい感じで
冬まで楽しめるのもお気に入りのひとつ

花の匂いに誘われて蝶々がひらりと
良き季節 梅雨

お秀茶屋

2012 年 6 月 18 日

会津には古い歴史のある食べ物がたくさんあります
こづゆ、にしんの山椒漬け、桜肉、てんぷら饅頭、
今まさにの ひしもちetc…

紹介したい食べ物、お店もいっぱいあります
今回は田楽屋さんをご紹介

「お秀茶屋」

会津若松 飯盛山からほど近い
東山温泉に行く途中にあります

甘しょっぱい味噌をつけて囲炉裏で焼いてくれます
お店は、囲炉裏の煙の匂いと燻された色が所々
時代を感じ、小さな日本庭園を眺めてひと休み
昔ながらの茶屋そのもの

田楽と言ったらこんにゃくですが
お秀茶屋では
もっちりふかふかのお餅が2本
大豆のいい香りのする厚揚げ2本
香ばしい身欠にしん1本
定番のこんにゃく1本(冬は里芋 これがうまい!)

お腹に余裕があれば
いい甘さのくるみ餡がまとったくるみ餅もおすすめ

歴史が詰まったお店と囲炉裏に並んだ田楽たちを後に
大きい声で また来まーす!
そう 言ってしまうお店 お秀茶屋

「お秀茶屋」
福島県会津若松市東山町石山天寧308
0242-27-5100
不定休
10時〜なくなり次第終了

おやつ時間

2012 年 6 月 14 日

昼下がり のんびりした空気

本に吸い込まれ
木々のフサフサをぼーと見つめ
子供が古い床をギシギシ踏んで
おやつをほうばり のみものをごっくん

14時ぐらいから17時半ぐらいまでは
「おやつ時間」とよんでいます

東京で紅茶のおいしいカフェで働いていたこともあり
昔からお茶がとても好きです

香りと一緒にお茶をいただいた瞬間
力が抜けるような、ほっとして、体が喜ぶ感じ
お茶と共に良い時間を過ごしてほしい
そんな想いで お茶のメニューを選びました

〈紅茶〉
アールグレイ
ダージリン
カモミールアッサム
ミックスベリー

〈中国茶〉
ジャスミン(花茶)
黄金桂(キンモクセイの香り)
プーアール茶(黒茶)
アリサンキンセン(台湾青茶)

昼下がり
ほっとゆるりと良い時間をお過ごしください

どんぶらたまご

2012 年 5 月 31 日

みやげ屋の商品
「どんぶらたまご」
入荷して一ヶ月が経ちましたが

なんと!5月の売上ナンバーワン
人気商品でございます。

どんぶらたまごとは
会津坂下町 やますけ農園さんのたまごと
絵描きのはとさんにパッケージデザインをお願いして
出来上がったもの

とっても可愛いお土産なので
ご自宅に、お友達にと喜んでもらってます。

もちろんたまごも素晴らしいもの
先日、やますけ農園にお邪魔したのですが
農園の場所はとっても空気がおいしい、自然たっぷりの森の中

コケコケこけこっこー!

日光をたくさん浴びて、鶏舎の環境をよくする工夫がされ
餌は地元の材料と厳選した飼料
抗生物質を含まない安全なものを食べさせているそう

鶏たちが心地よく
自然のものを食べて過ごしている環境の中
うまれたやますけ農園のたまごは
白身と黄身の盛り上がりにまず驚き!
食べた時のスッキリとしたたまご本来の味に感動するのです。

農園のピヨたち、そして園長さん
いつもおいしいたまごをありがとうございます

やますけ農園のたまごは
つきとおひさまの店内でも
どんぶらたまごかけごはんとしてメニューもあるのです
ぜひこの味をご賞味あれ

カフェのような

2012 年 5 月 6 日

「あんショコラ」

以前、私が働いていたCAFEで
出していたデザート
旦那はそのCAFEの常連さんでした

大好きな、思い出あるこのデザートを
食堂つきとおひさまで
地元のものを加えて出来ないかなっと考案したのが

「花豆ショコラ」

おく屋さんの花豆甘納豆をケーキの中に
ゴロゴロいれて
北塩原村の山塩ふりかけて
味にアクセント

飾りにはでっかい花豆の甘露煮
これが本当に美味い!
おく屋さんに高原の露という商品名で販売してます

地元のもので、人とケーキがつながって
花豆ショコラを食べた時のほほえみ
たまらなく嬉しい瞬間

食堂という名の
カフェでもあります

本を片手にコーヒー飲んで
昼下がりのおしゃべり
花豆ショコラにうっとりしても…

深呼吸のできる居場所
そんなお店としてご利用いただければ幸いです

平出油屋

2012 年 4 月 3 日

Open5日前
毎日試作の日々を送っています。

「平出油屋」の商品を初めて知ったのは
東京のあるお菓子屋さん、クッキーやケーキに
平出油屋さんの菜種油を使用していて
とってもあっさりとして美味しくて、香りも良く素朴な味でした。

平出油屋さんは会津若松市で明治時代から
菜種油、戦後に胡麻油を搾油始めたそうです。
薬品や、酸化防止剤などを一切使用せず、
昔からの「玉締め圧搾法」により搾油し、
濾過は「手すき和紙」によるもので
とても贅沢な作り方をされています。

工房にお邪魔した時に、とても丁寧に
順を追って作り方の説明をしていただきました。

野菜好きの私はこの菜種油を使って
野菜をじりじり焼くのがシンプルでとても美味しい!!
もちろん、揚げ物もお菓子にだって使っちゃいます。

そんな平出油屋さんの菜種油と胡麻油は
つきとおひさまのみやげ屋で登場します!
是非一度お試しくださいませ♪

布と鉄omoto

2012 年 2 月 21 日

鍛冶屋で研師

ヌノツクロイ 布作家

はじめていわきに行ってきました!
目指すはomoto夫婦

旦那さまは鍛冶場で鉄を打ち 包丁をつくる
奥さまは布作家 藍染 柿渋染め 小物や服ををつくる

工房は古民家の平屋でお庭もあって
古道具や籠、道具、布、鉄、犬のマル!
素敵なご夫婦の雰囲気やお宅に大興奮!

一緒に行った、こととい福島さんも見たものすべてに
べた褒めの嵐で、ご夫婦タジタジ・・・

昼ご飯もいただき、家中を探索して、たくさん笑って
本当に楽しくて騒がしいことを・・・っと少し反省

私も福島さんも今後に繋がるお話をさせていただきました
いわきと会津が繋がり
福島の楽しい輪がもっと広がっていくことを楽しみにしています。

冬の暮らし方

2012 年 2 月 6 日

どなたが教えてくれるのでしょう
雪国会津地方、冬の暮らしかた

失敗して学ぶとはいうものの
水道は2回破裂させ
盆栽、植物たちは凍り
野菜は冷蔵庫に入れないと凍る

教わって学んだこと
ワイパーは冬用を使わなくてはいけないこと
窓を開けっ放しはダメ
ポタポタと水道の水は出しておくこと
車のエンジンは温めないと壊れる

この写真の雪は!!
どうしたらいいのでしょう
白い巨人が家を壊してしまうんでないかしら
こういう場合は
雪下ろしするべきなのか雪崩を待つものなのか…

雪国の暮らしにはたくさんのマニュアルがある
早く雪国の達人になりたい!

引き継いだものたち

2012 年 2 月 5 日

夕日に向かって一直線に歩こうか…
どこまでもつづく雪景色

先日、母に連れられて裏磐梯にあるふたつのペンションへいって来ました
同じ間取りのペンションが両隣で建ち並び
オーナーさんは二人とも同い年ぐらいの年配の方でした
どちらのペンションも
昨年の震災と年齢的な不安からペンションは閉められていました

「これからのひとに食器をお譲りしたい」
そんな想いが母から私へ
この場所に導かれてきたのです

大事に保管されている食器を見せていただくと
35年前にこだわって作ってもらったという本郷の器
いろんな形のフォークやスプーン銀もの
古道具好きにはたまらないレトロなポットやピッチャー
古びたトレーやラック

わたしたちにとっては宝の山!
お金をかけず自分たちで店を作る!という気持ちが通じたのか
ありがたい出会い

これから店をはじめるわたしとしては
ペンションオーナーの方々の想いを引き継いで
大切にたくさんの人たちに使って貰えるよう
想いをこころに刻みながら頑張ろうと誓いました

ものづくり 木工編

2012 年 1 月 29 日

日々何かを探して尋ねて訪ねるの繰り返し
何かをはじめるときは、アンテナをピンっと張って
たくさんの人に今の気持ちを伝えると
案外いい方向に導いてくれるのです

先日も会津のものづくりの人に出会いたいとお話すると
建築家の方が一日中案内してくれると嬉しいお言葉

奥会津、南会津に行ってきました

紹介していただいたのが、館岩の木彫拭き漆作家の藤原啓祐さん
きこりの店」で木工ワークショップの講師もされています
作品をたくさん見せていただいて
料理に盛り付ける器、道具としての木の形、作家さんの心意気に
とても惹かれ、お店で使いたいと製作をお願いしました

いま出来上がりを楽しみに待っています。


続いては
喜多方「わたなべ木工
ここで作られた木のマドラーを見たとき
あまりに遊びゴコロある作品に心奪われ
このマドラーを10本ください!と即、注文してしまいました

楽しませたいという想いがつまったもの
ものづくりと暮らしぶりがいい感じに表現されているお宅やギャラリー
こだわりの中に遊びゴコロ
職人のもつ空気感が心地よいとすごく良くて
たぶん、会津にはものづくりの匠がたくさんいらっしゃるのでしょう

会津のものを探して見つけることが私の最近の楽しみなのです