2011 年 8 月 のアーカイブ

おとなりの解体

2011 年 8 月 31 日

お店の周りは、空き家や空地だらけで、車通りも少なく
静かでのんびりした場所にあります。

それが最近、お隣さんの解体作業が始まりました。
解体というと、騒音、ほこり、地響きと
近所から嫌われる作業なのですが、
久しぶりの大きい音と解体作業の豪快さ、作業マンの手際の良さ、
すごい仕事っぷりが、見てて聞いてて面白いのです。
解体スタッフもいい笑顔であいさつしてくれるし
いろんな人が見物していくし
なんだが、ほんわかした不思議な気持ちになりました。

人は環境で変わるものです。
都会にいると自然や閑静な場所を求めて
田舎にいると刺激と人とのふれあいを求めて

喜多方に来てもうすぐ半年になりますが
この半年はとても静かな暮らしをしていたのだな~と再確認。
数日で解体も終わり、
おとなりはのっぺらとした空地になってしまいます。
新たな住人が来てくれるといいな。

瓦の修復

2011 年 8 月 28 日

我が家の一番上の瓦屋根は長年の積雪の影響かそれとも地震なのか
瓦がずれてたり、割れてたり、補修が必要でした。
見積もりをお願いしたところ、予算よりもはるかに高く
どうしたものかと考えていたら、父が
「俺がやってやるよ」の一言!
有難い、では助手ぐらいならお手伝いできるかも〜
と軽い気持ちで屋根に登ってみたら
へっぴり腰の気持ち悪くなる始末・・・

父は怖さの微塵もなく、すたすたすた・・・さすが瓦屋さん
いやいや、父は水道屋!
長年のいろんな経験の結果なのでしょうか。
すごいな〜と父を偉大に思えた一日でした。

おいしい食卓

2011 年 8 月 26 日

喜多方に移り住んで5ヶ月が過ぎました。
今年の夏は、野菜に囲まれて生活しております。
野菜が冷蔵庫、かごの中、庭、床に散乱したりして
今日は何の野菜を食べようかなっと思考錯誤・・・
たまにはシンプルに、まるごと食べてみよう♪
な~んて日もあります。
つやつやキラキラの野菜は体を元気にしてくれます。

来年はお店のオープンということで、
両親が、野菜のハウス栽培を始めました。
四角豆、糖度の高いフルーツトマト、インカのめざめ、ルッコラ
トレビス、エンダイブetc…
今年は野菜作りの練習といって、珍しい野菜の種を
持ち込んでみたもののあまり上手に実らない・・・
土地、気温、土の状態いろんな条件があるのでしょうね。

来年はいろんな野菜を作って、その野菜に一番あった料理法を考え、
おいしい食卓を皆さんに提供出来たらと思ってます。

Summer curry

2011 年 8 月 21 日

喜多方市山都町で開催の
「真夏のカレーパーティー」に行ってきました!

4人のシェフのオリジナルのカレーと天然酵母のナン
地元で取れたたっぷりの野菜サラダにマサラチャイ
ジャンベの演奏や無農薬野菜の販売etc
(わたしもカレーシェフにお誘いがありましたが用事があり断念・・・)

喜多方でこんなに素敵なイベントに出会えるなんて!感激!
いろんな方に出会えて、なんだか嬉しくて、美味しくて、
心地よい空気が流れてて、本当に良い時間が過ごせました☆

山都町はIターンの方が多く、
自然農法の野菜を作っている方、この街でカフェを始めた方などなど
若き力強いエネルギーと団結力のある素晴らしい街なのです。
そして何より山都の野菜は美味しい!!
プリプリキラキラ愛情たっぷりの甘くて優しい味!
野菜はわたしの生きる源
こんなに美味しい野菜を毎日食べれたら幸せ〜♪

山都町の方々とお近づきになりつつ
来年、お店のオープンの際はお世話になりたいなと思ってます!

ごちそうさまでした♪

山野草

2011 年 8 月 20 日

山野草の盆栽を始めて8年目になりました。
今では、旦那さまが毎日水やりをしてくれるので
私は成長をみて、剪定したり、肥料をあげたり、根切りしたり
16個ほどの山野草を可愛がってます。

写真は左からメギ、桂、ツタ、夏ハゼ、
この盆栽たちは、福島県西郷村にある茜園芸
で作られているもの。
器も手作りで、挿し木ではなく種から根気よく育て
器に飾られるまでに、3~4年かかります。
植物はどうしても枯れてしまったり、病気になったり、
言葉を交わせないぶん、難しさもありますが、
まずは、1000鉢ほどある茜園芸で
好きな山野草を見つけるのも楽しいかと思います!

いつか、わたしのお店でも販売できたらなと
いろんな人に茜園芸や山野草の素晴らしさを
知っていただきたいと思うのです。

出会うこと

2011 年 8 月 18 日

床のこと
お店となる部屋はすべて畳だったので
2部屋、板張りにしようと決めていました。

古い床材をずっと探していたところ
母が「古い家を解体してるよ!」と教えてくれ
はがして、持ってきて、つなぎ合わせて、荒い床にヤスリかけて
古民家にとても馴染んだ床になりました。

不思議と
これが欲しいと願えば、引き寄せてくれる
分からないことがあれば、誰ががアドバイスをくれる
困っていたら、たくさんの人が集まる

会津に来て、人とのつながりを強く深く
とても有難く、感じています。

出会いとは
これまで歩んだ道が正しい方向にすすんでいたのだと
信じて進めばいいのだと思える強さをもらえるな~

これから出会う人にも想いを寄せて・・・

かなかな食堂

2011 年 8 月 11 日

私たち夫婦は今年の春、喜多方へ引っ越してきました。

東京、西荻窪の一軒家に住んでいたとき
「かなかな食堂」という名前で友人を招いておりました。
一日2組限定の食堂、食べたい食材やジャンルを言っていただき
その人の顔を浮かべながら、メニューを考え、料理を作っていく。

例えばある日のメニュー
・いちじくとモッテァレラチーズのマリネ
・具だくさんのイタリアンオムレツ
・ジャガイモとチキンの香草焼き
・栗のリゾット
・魚介のスープ
・焼き林檎とバニラアイス

みんな、お腹がたっぷり満たされて、幸せな顔をして
ごちそうさま~と帰っていく。
ときには美味しいデザートと、挽き立てムクムクの珈琲で
4時間の楽しいおしゃべりの空間になったり、
大人数の梅酒パーティーや誕生日パーティーの会場となったり…。

2年間の西荻窪での生活は
笑ったり、喜んだり、優しい気持ちになったり
とても心地の良い空間をみんなのおかげで過ごせました。

そんな気持ちを「食堂つきとおひさま」でも
表現していきたいのです。
あたたかくて居心地のいい空間と楽しくて踊りたくなる料理
いつもの日常を楽しくするお手伝いができればと
心に残る良き思い出がつくれる場所になれたらと
そう願っております。

会津本郷せと市

2011 年 8 月 8 日

真っ暗な午前4時
懐中電灯を持った人で溢れていた

本郷せと市にお店の器を仕入れにやってきました!
初めて訪れた本郷、早朝から活気ある人々と窯元の多さに圧巻!

本当は買物メモを片手に器を厳選する予定でしたが
ハネモノの安さ、店主との交渉の楽しさ、10円単位で買える器で
なんだかテンション上がってしまい
これもあれもと買い物欲に走り出す始末・・・

気づいた時には、腕が折れそうなほどの買物袋の数!
重たいくてもウキウキした楽しい朝市でした。

会津本郷焼とは、400年もの歴史のある窯場
街並みは瓦屋根が多く見られ、古い街並みが素敵でした。
今度ゆっくり窯元を巡りながらお散歩しよう。

壁塗り合宿

2011 年 8 月 5 日

先日、東京の友達が
「壁を塗りやりたい」とやってきました!

養生テープを壁の木の部分に貼り、
ボロボロの砂壁に下地のシーラーを塗り、待つこと一日・・・

それを待つ間、
喜多方の夏祭りやお芋掘り、たこ焼きパーティーを楽しんでいただき
次の日、漆喰塗りスタート!

コツを掴むまで時間はかかっていましたが
二人の壁の趣きの違いが面白く
手作りならではの味わいに仕上がる予定・・・でした。

残念ながら
タイムオーバーですべて塗り終わりませんでした。
ふたりのキャンバスは次の人にバトンタッチ!

力強い二人の応援は大きなパワーを貰った!
あたたかい気持ちになり、店作りの楽しさを再確認!
今後は焦らず、自分達だけで頑張り過ぎず、たくさんの意見をもらいながら
みんなに助けと勇気と励ましをいただきながら
我が家を育てていこうと思いました。

感謝!

つきとおひさま

2011 年 8 月 1 日

お店の名前は「食堂つきとおひさま」と申します。
以前こんな詩を書きました。

つきとおひさま

つき
静まり返った夜道をやわらかい光で照らし
心に安らぎを与えてくれる

おひさま
誰にでも等しくあたたかい光を照らし
みなぎる力と笑顔を与えてくれる

つきとおひさま
ふたつの風景は違ってもお互いが大切

上を向いてゆっくり進み
夢を見て、行く道を照らす

ぽっかりつきときらきらおひさま
そんなふうになりたいな

つきとおひさまの名前の由来でもあります。
どうぞよろしくお願いします。