幻家

2011 年 10 月 14 日

お店の和室の場所に、これほどぴったりな作品はないと思う。

もともとある、私たち夫婦が作った空間は
白い漆喰の壁、古びた木箱、こおり、スプリング部品ひとつふたつ

その空間に、透き通った幻想的な家。ひとつどころか、多数の家が賑やかに飾られ、
暮らしの中にとけこんだその家々は懐かしくも感じてしまいます。
温かいようで、いつか消えてなくなってしまうかも・・・と
悲しさと儚さも物語っているようです。

庭のオブジェも馴染んでいて、そこにいることが当たり前のよう・・・

アーティスト 金子清美さんと初めてお会いしたときの第一印象は
穏やかで安らぎと温かさがとても心地いいお方
そう、食堂つきとおひさまが良く似合う、古民家のこの場所で
お会いできたことがとても幸せに思ってます。

この作品は見方によって、いろんな表情をしています。
つきも静かに見下ろしています。

展示期間
10月1日~11月23日
10時~15時  日曜日 月曜日休み